一般社団法人 五泉市観光協会

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近藤酒造さんのご紹介
BLOG
2022年09月01日

こんにちは!

五泉市ワーキングホリデーに参加している芹川朋花です

 

今回は、近藤酒造さんについて紹介させていただきます!

 

 

 

基本情報

 

近藤酒造株式会社
〒959-1824 新潟県五泉市吉沢2-3-50
TEL.0250-43-3187
主な銘柄  越乃鹿六、菅名岳、酔星

 

 

 

1865年に五泉市で創業された酒造さんです。

 

大和屋和吉さんという方からお酒造りが始められました。

そのため、今では「大和屋」が屋号となり

「和吉」という名は

代々襲名されているそうです!

 

酒造の歴史とともに、名前が受け継がれていくのも

一つの魅力だなと感じました

 

 

寒九の水汲み

 

新しいお酒を仕込む際に使用するお水のことを

「仕込水」(しこみみず)というそうです。

近藤酒造さんの仕込水は

とても特別なものだということをお聞きしました

 

 

左側の真ん中にある「仕込水」に使う水が、

お酒を美味しく作る上でとても重要だそうです!

 

 

五泉の名峰である「管名岳」に湧き出ている

「どっぱら清水」から水を汲んで

それを使用しているそうです!

 

しかもそれだけでなく、

1年で1番水が澄んでいる

「寒九」(寒の入りから9日目)の日に

水を汲んでくるそうなんです!

 

 

 

そんな手間暇かけたお酒が「管名岳」として売られています。

 

「寒九の水汲み」は

毎年1月中旬に行われていて、

なんと私達も参加することができるそうで、

女性は10L、男性は20Lもの水を担いで山を下りるそうです

 

お酒造りに関われる機会はなかなかないと思うので、

 

・お酒好きな方

・体力に自信のある方

・山の冬景色を楽しみたい方

 

ぜひこの「寒九の水汲み」に参加してみてください!

 

 

酒造見学

 

今回は酒造も見学させていただくことができました!

 

酒造に入ること自体初めてだったので、

お酒が様々な工程を経て作られていることを学び、

とても圧倒されました。

 

重厚な扉を開けて貯蔵蔵に入ります。

少しひんやり感じます。

 

 

貯蔵タンクの上部です。

 

蓋を開けてお酒の状態を見たり

長い櫂を使ってかき混ぜます。

 

タンクの回りには冷水が通るチューブを巻いており

品質管理が徹底されています。

手前のタンクは一升瓶三千本

奥のタンクは一升瓶五千本のお酒のできるタンクだそうです。

 

 

蒸米器の説明を聞いています。

今は出来た蒸米を機械(エアーシューター)で運びますが、

昔は人が担いで運んでいたそうです。

 

 

外も中も趣があり、

近藤酒造さんの酒造の歴史を建物からも感じました。

 

 

 

想い

 

「日本酒は和材である」

現社長である近藤伸一さんから聞いたお言葉です

 

「お酒は人と人とを和ませる材料であり、

話の材料となり仲を取り持つものである」

 

「いいお酒はいい人を結ぶ」

 

 

お酒造りに対する熱い想いを

直接お聞きすることができて、

これからお酒を飲むことがとても楽しみになりました

 

また、

「いい水がないところでは美味しいお酒は作れない」

とお聞きしました。

 

 

五泉の水道水は、

 

なんと井戸水だそうです

 

 

鉄分が少なく

五泉のお水はお酒造りにとても良いものだとおっしゃっていました。

 

 

五泉の水の良さについても

お話をお聞きすることができ、

五泉の自然の豊かさを

改めて感じる機会にもなりました

 

 

このような貴重な機会をいただき

ありがとうございました!

 

近藤酒造さんの歴史だけでなく

お酒造りの工程も

一から丁寧に教えてくださいました

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます!

 

また次の投稿も読んでいただけると幸いです