慈光寺浄心体験について BLOG2022年09月07日
こんにちは!
五泉市ワーキングホリデーに参加している
芹川朋花です
今回は
五泉市の村松地区にある慈光寺さんで、
浄心体験を行ってきた際の
紹介をしたいと思います!
歴史やお寺巡り、
浄心体験に興味がある方は必見です
慈光寺について
滝谷 慈光寺
住所 新潟県五泉市蛭野870
TEL 0250-58-4000
慈光寺は、五泉市の村松地区にある、
霊峰白山のふもとに位置しています。
応永10年(1403年)頃に、
傑堂能勝という方によって開山され、
その後、越後四ヶ道場の一つとしても発展しました。
慈光寺とは別に、「お滝谷さま」とも呼ばれ
親しまれていました。
600年以上もの歴史を持つ
とても由緒あるお寺です
道のり
慈光寺までは、
ガイドさんに案内していただきながら向かいました
この看板からスタートです!
樹齢300年を超える杉並木の参道を通って、進んでいきます
どこも水がとても綺麗で、五泉の水の豊かさを常に感じられます
ところどころに、可愛らしいお地蔵さんがいました
こちらの写真、普通の石に見えますが、
とある伝説と関係のある、特別な石なんです
慈光寺には伝説が多く残されていて、
この石と関係のある天狗伝説や、
白山大蛇伝説などがあります
ぜひ歩きながら、この石を見つけて
慈光寺の伝説を聞いてみてください
個人的に一番驚いたのは、
慈光寺のどこかに天狗の手跡があることです
こちらも見つけてみてください!
浄心体験
慈光寺に到着して、浄心体験をさせていただきました!
◼️坐禅
坐禅を行う際の作法から、
1つ1つ丁寧に教えていただきました
ここで坐禅の体験をさせていただきました
畳の上に並んでいるのが、坐蒲(ざふ)といって、坐禅の時に使う座布団です
坐禅を行う場所では声を出せないそうで、
手を合わせて前後にお礼をすることで、
両隣と向かい側の人に対する無言の挨拶となるそうです。
脚を正しく組んだり、
手のかたちをつくったり、
呼吸を整えたりと、
坐禅が始まるまでの工程はとても多く、
1つ1つの動作に重みを感じました。
また、
心のゆるみを正す際に
警策という木の棒のようなもので
肩を打っていただくこともしていただきました
短い時間でも
脚のしびれを感じてしまったり、
頭の中でいろいろ考えてしまうことが多く、
ずっと集中することはとても難しかったです
しかし、
鳥や川などの自然の音に耳をすませて、
自分と向き合う時間は、
普段なかなか作ろうと思っても作れないので
とても貴重な時間でした
◼️写経
写経とは、文字通り、お経を書き写すことを意味します。
とても長い歴史があって、
多くの人の信仰生活に
心のやすらぎを与えるもの
だったそうです
心をこめて丁寧に写経をすることが大切であって、
文字の上手い下手は、あまり問題ではないそうです。
今回は、『般若心経』の写経を体験させていただきました。
こちらは、短い経典でありながらも、
仏法の大意が述べられているものだそうです
実際に私が書いたものです
普段は見慣れない漢字も多く、
ずっと集中して文字を書くことはとても大変でした
墨をするところから体験させていただきました
昔の方々は、墨をすることで心を落ち着かせていたそうです
ただ文字を書き写すのではなく、
写経によって、落ち着いた時間を大切にし、
仏様の教えを学ぶという
とても素敵な体験をさせていただきました!
黄金の里会館
慈光寺の参道入口にある、憩いの場です
1階が物産販売や喫茶店、2階は無料の休憩所を兼ねた食堂となっています!
慈光寺散策の帰りには、
こちらでお食事をいただいてきました
◼️慈光寺むぎきりセット
むぎきり(手打ちうどん)と山菜がセットになっているものをいただきました
とても美味しかったです
最後に、実はこの慈光寺までの道のり、
映画にも起用されているんです
「峠 最後のサムライ」
という映画をご存じですか?
役所広司さんが主役を務められている映画です
この映画を見てから慈光寺に来る、
慈光寺を訪れてから映画で余韻に浸る、など
様々な楽しみ方ができそうです
最後までご覧いただきありがとうございます!
慈光寺での浄心体験に、少しでも魅力を感じて頂けていたら嬉しいです!
浄心体験に興味を持たれた方は、
ぜひイベントに参加してみてください!
慈光寺の歴史を守り続けている方々や、
素敵なガイドさんが待っています